さて！

当店イチオシの生産国のひとつニカラグア。

そのニカラグアの生産者フィンカス・ミエリッシュ(ミエリッヒ)。

これまでリモンシーヨ、ススピロ、ウェラ、ママ・ミナ、サンホセ…

ホンジュラスに所有している農園も含めるとサンタ・ルシア、セロ・アスール…

品種だとジャバニカ、パカマラピーベリー、レッドパカマラ、イエローパカマラ、オレンジブルボン、エチオサール、ハバ…

と、取り扱ってきましたしまだまだ他にもたくさんコーヒーがあるのでこれからも追いかけて行く予定ですが、

今回はエチオサール、イエローパカマラに続いて三度ウェラ。

品種はH1セントロアメリカーノ、精製はナチュラルのロットです。

https://sugiayacoffe.base.shop/items/122551841

味は言うまでもなく、ミエリッシュのコーヒーの魅力は多々あるのでなかなか言い表わすのが大変なんですが、

ひとつにはバラエティの豊かさ。

所有する多数の農園で多彩な品種のコーヒーを栽培し、

それらが際立って異なる個性を備えたものであることが挙げられるでしょうか。

(場所ごとにテロワールや気候が異なりますし、品種や精製でまた変わってきますから当然といえば当然なんですが、それが液体に反映されるとじつに面白い)

今回のウェラのH1もそうで、

前回の甘さ複雑さが持ち味イエローパカマラと、

前々回の重量感と甘さビターさが特徴的なエチオサールに対して、

軽く爽やかでジューシーな果実味のH1。

やはりまた異なるキャラクターが楽しめます。

ミエリッシュファミリーはサスティナビリティや今後の供給不足、環境問題も見据えて色々な取り組みも行っており、

(科学・農学的に基づくアプローチやアラビカとロブの接ぎ木、ミミズや他の植物を使った土壌改良、混植、製造過程で生じた廃水の処理などの話も聞けてこれが面白く有益なんですが、長くなるので別の機会に譲ります)

新たなるチャレンジや実験を重ねて蓄積したノウハウをコーヒー作りに活かしている…

これからも注目すべき生産者ではないでしょうか。

そんなフィンカス・ミエリッシュ「ラ・ウェラ」H1ナチュラル、

ぜひお楽しみ下さい。

2025.12/17投稿

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